(防蟻断熱パネル) 片面断熱パネル

SpecLam(スペックラム) 片面断熱パネル

AFM社特許の防蟻断熱材と片面に構造用面材OSBをプレス接着した防蟻・防腐効果のある断熱パネルです。

施工に必要な部材は専用の防蟻気密シール剤(Do-All-Ply)も含め、全部材の内部に人畜無害の防蟻・防腐処理済みです。

SpecLamは構造的に合板同様の扱いのため、在来軸組工法や鉄骨造など従来の工法に簡単に使用できます。特別な研修や特認申請の必要がないメリットがあります。

 

在来軸組工法(金物工法含む)の柱の間に挿入するだけ

プレカット部材と合わせて発注可能です。
細かい納まりまで担当者がパネルと柱関係の調整をします。

 

仕様

  防蟻断熱パネル=SpecLam
防蟻処理
(日米特許)
断熱材及び構造用面材(OSB=Oriented Starnd Board)も同様防蟻処理をしています。
●人畜無害(地球環境も汚染しない)ホウ酸系化合物を含浸
●効果は通常の乾燥環境において半永久的に持続(米国環境庁承認)
●防蟻効果は日米両国の暴露実験において確認済
製品名称 防蟻断熱片面パネル
構造用面材 OSB 11.1mm (防蟻防カビ防腐処理)
パネル厚みタイプ 105mm・90mm・75mm・60mm 他、注文寸法に対応
断熱材タイプ 防蟻断熱材(パフォームガード・タイプ1)
ビーズ法ポリスチレンフォーム保温板(EPS) 3号
ホルムアルデヒド
発散等級
OSBパネル JAS認定 F☆☆☆☆ 
断熱材 規制対象外建材 (F☆☆☆☆相当)
使用部位 屋根・天井・壁・床
構造計算 在来軸組に基づく
釘打ちの方法 木造住宅工事共通仕様書「構造用面材」くぎ打ちの方法に基づく
専用防蟻気密シール剤 名称:Do-All-Ply 気密処理製品

 

防蟻処理の重要性と安全性

従来のように有毒な毒物で土壌処理ができなくなった近年(2003年の法改正にて)において、木材以外に断熱材も防蟻処理をしないと早ければ半年経たずに断熱材がシロアリの侵入経路となり、蟻害に遭う被害が増えています。また、部材の接点である隙間処理を怠ると格好の侵入経路になるので、専用部材として防蟻気密シール(Do-All-Ply)をご用意しています。

下の写真は実際に被害のあった断熱材です。このようにシロアリは暖かくて快適な断熱材を好んで侵入することがあります。シロアリは断熱材の中に蟻道を作って侵入するため、外からでは発見が大変難しく手遅れになると大改修工事を伴うことがあります。

AFM社の防蟻処理は毒物ではなく、自然界に存在する鉱物を使用していますので人畜無害・地球環境を汚染しません。またシロアリは雑食性のためコロニーを拡大するためには無機質のコンクリートや金属にもかじりついて蟻道を作り侵入してきます。

 

施工例